糖尿病の初期症状の詳細
日本人に多い糖尿病は、今、社会問題ともなっています。
若年性糖尿病など若い世代の糖尿、また糖尿病も悪化させる方が多くなり、初期治療を受ける大切さを認識すべきだと、医療機関が警鐘を鳴らしています。
この病気の特徴としては血糖が上がり始め、つまり初期段階ではほとんど症状が見られないという事にあります。
健康診断等で数値に変化があり要検査となって真面目に医療機関で再検査受けて、糖尿になる可能性が高い、またなりかかりといわれる境界型と知り治療を開始したという人は本当に少ないのです。
なぜか?というと、健康診断で数値に変化があり要検査となっていても、自分にこれといった症状が感じられないのですから、誰もが「自分は大丈夫」と思ってしまうのです。
高血糖がある程度継続されると出てくる症状があります。
まずはそれをしっかり把握し、自分にそう言った症状がある場合は楽観視せず、医療機関で必ず検査を受けることです。
高血糖が継続することにより出てくる症状で一番顕著といわれているのが「異常な喉の渇き」です。
夏場などは特にとにかく水分を欲しがります。
本人は暑いからとか、体をすごく動かしたからと気が付いていないかもしれませんが、ご家族なら気が付くでしょう。
日中もそうですが、夜間も異常なほどに水分を飲みます。
夜だけで2リットル以上もの水分を飲んでいたという方もいます。
どうしても喉が渇き水分が欲しくてたまらないのです。
異常に水分を飲んでいる、欲しいと思う場合、糖尿病の初期から少し進んだ状態かもしれないと疑い医師に相談すべきです。
また水分をたくさん取ることでトイレに行く回数が激増します。
特に夜間、普通なら行っても2回くらいのはずなのに、5回以上トイレに行くようになると高血糖状態と考えられます。
ほかの病気が隠されていることもありますが、いずれにしても検査に行けば糖尿なのか他の病気なのかわかります。
どんなに水分を飲んでも、通常夜トイレに5回以上行くなんて異常そのものです。
でも案外本人は暑くて水分をたくさん飲んだからとか、お酒を飲んで喉が渇いたからと考えている人が多いのです。
ご家族や近しい方々の指摘が必要です。