インスリン不足

中高年だけではない糖尿病

生活習慣病として知られている糖尿病ですが、自分だけは大丈夫なんて思っていると症状はどんどん進みます。
健康診断で糖が高いという事が分ったら病院で詳しく検査を受け、これから先どのような治療が必要なのか、食事の改善が必要なのかを把握することが重要です。

健康診断で糖が高いという状態がわかっても、自分に何らかの症状が出ていないと、まだ大丈夫と思いがちです。
でも、大丈夫ではないんです。
糖が高い状態で食生活の改善などを行わず、これまで通りの生活を送っていては、どんどん病気に近づいていきます。
中高年になると色々な病気が出てくるものですが、長年の食事、また運動不足などが徐々に体の中で悪さをし始めるため、年齢を重ねると病気をしやすくなったと考えるようになります。

1型糖尿病の場合、自己免疫などの作用があるため年齢を重ねてから起こるというよりも、若い時からインスリン不足の症状が出てきます。
でも2型の場合、生活習慣が原因となっていることが多いため、年数を重ねるごとに体の状態が徐々に変化していきます。
糖が高いという状態だ、という事だけで、糖尿病と診断されたわけじゃない、だからそれほど心配することはないと、自分に都合よく考えがちですが、将来的に糖尿病になるリスクが高い状態なのだということ、またこの病気になったら様々な合併症を起こす可能性もあり、健康的な生活とは程遠い状態になってしまう事があると認識しておくべきです。

人工透析が必要になったり、足が壊疽して切断となったり、糖尿病性網膜症になったり、この病気の合併症は重篤なものばかりです。
病気になっても薬があるから大丈夫とか、自分だけは何とかなると考えていると、いつか自分、またご家族が辛い思いをすることになります。

中高年層で病気にはなっていないけれど糖尿病が疑われる人は、800万人以上、この病気の可能性が否定できない人は2200万人以上という数字が厚生労働省から出されています。
この病気になる前に、食事の見直しや生活の改善を行う事で、将来糖尿病になるリスクを減らし、健康的な老後を過ごせることにもつながるのですから、病気になっていない今、自分を変える!と考えてほしいものです。
▼またこちらのサイトでもアラキドン酸について詳しく掲載されています。合わせてご覧ください。 http://xn--cckwa8fvf2b4873g.net


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